支えあいの
不妊症・不育症治療をめざして

日本助産師会ウィメンズヘルスケア検討委員会は、生涯にわたる女性の健康への支援に取り組んでいます。
不妊症・不育症に係る相談など当事者への健康支援を推進し、
「性と健康の相談センター」事業を各都道府県の助産師会と共に推進しています。

私たちの活動について

日本助産師会は不妊症・不育症の治療中の方、治療のやめ時を迷っている方、流産や死産を体験された方に対して、同じ経験をした当事者によるサポートにより心が軽くなることを目指しています。

現在、ピアサポーター3306名が認定され、性と健康の相談センターや都道府県助産師会を通じて支援活動を行っています。
この活動を通して、不妊治療や不育治療中の気持ちを当事者同士が互いに支えあえる風土を作り、誰もが相談したくなる、話してよかったと思える仕組みの実現を目指します。

  • ピアサポートって何?

    ピアサポートって何?

    「同じ立場・課題に直面している仲間による支えあい」のことをピアサポートと言います。不妊症・不育症ピアサポーターは不妊症や不育症の経験を強みとして活動する人のことで、現在治療中/治療を終えた方、または当事者家族の方を指しています。
    似た経験をした当事者の仲間と話をすることで、治療の実際に関する情報、生活の工夫、精神的な支援を得ることができます。

  • 具体的な支援について

    具体的な支援について

    ピアサポーターによる実際の支援については、お住まいの都道府県や自治体により異なりますが、お話会や学習会、当事者の会やボランティア活動などを通じて様々な場所で活動をしています。また場合により医療知識や経験のある専門職と力を合わせての支援を行っております。

  • 相談の実態について

    相談の実態について

    不妊症、不育症の方の81.9%は家族を含めどなたかに相談されており、半数以上の方はつらさが和らぎ、何らかの情報が得られています。つらい時は相談されることをおすすめしております。ここでは実際にご相談いただきました内容の調査結果の一部をご紹介させて頂きます。

活動チーム紹介

  • 【静岡県富士市】不妊・不育相談

  • 【愛知県岩倉市】不妊症・不育症ピアサポート活動事業について

  • 【埼玉県越谷市】不妊治療・不育症・妊娠に関する相談