The Concrete Reality of Support
具体的な支援の実際
不妊症・不育症、流産後の方の負担は?
不妊症女性のメンタルヘルス
不妊治療中の方は多くの不安、ストレス、抑うつを抱え、場合によっては喪失、悲嘆といった負担を感じていらっしゃいます。

不育症女性のメンタルヘルス
不育症の方、流産・死産を体験された方は、不安、ストレス、抑うつを抱え、さらに、喪失、悲嘆、トラウマといった多くの負担を感じていらっしゃいます。

ピアサポーターによる支援の実際は?
-
どこで活動しているの?
- お話会
- 学習会
- 当事者の会
- ボランティア活動
様々な場所で当事者が活動しています。
-
ピアサポーターなら何でも話せる?
あなたとピアサポーターはまったく同じ立場とは言えません。
- ピアサポーターは、原因、治療過程、価値観、経済状況など、あなたと異なる可能性があります。
- また、ピアサポーターが当事者であった時と異なる医療、社会情勢や価値観があるかもしれません。
-
周囲に相談内容が知れ渡らない?
安心してください。
ピアサポーターは、ご本人の同意なく、他者に個人情報を伝えることはありません。このような守秘義務は、相談者から安心して悩みを打ち明けてもらうためにとても重要なことです。
-
守秘義務が当てはまらない場合とは?
ただし、相談者が自分や他人を傷つける恐れがあると考えた場合には、適切な場所等に報告することがあります。
- 例)
-
- 自傷行為を報告された、ほのめかした
- 他傷行為を報告された、ほのめかした
- DVを受けていると告白された
-
専門職とピアサポーターとの協働
専門職は、医療知識や経験のある人です。
ピアサポーターは、経験を強みとして活動する人です。異なる強みを持つ専門職とピアサポーターは、力を合わせて、皆様を支援していきます。
ピアサポートのメリットは?
ピアサポーターを紹介してくれる自治体や助産師会に、実際にピアサポートを利用された不妊治療中の方の声を伺いました。
-
不妊治療中の方におけるピアサポート利用のメリット
項目 内容 経験者として寄り添ってくれる 経験者が同じ立場で寄り添ってくれる
経験者に安心して自分の気持ちを言える安心して思いを話すことができる 安心して話すことができる
本当はしんどかったと気づける
いろんな人と話せてホッとする一人で抱えていた悩みに有効 問題や悩みを抱えていたので有効
独りで抱えてきた思いを話せる
悩みを打ち明けることができた
同様に、ピアサポートを利用された不育症治療中の方、流産・死産を体験された方の声を伺いました。
-
グリーフケア利用のメリット
項目 内容 同じ境遇を持つ人との出会い 流産・死産の体験者がサポートしてくれる
悲しみ・苦しみを持つ人と出会える
気持ちに寄り添い受け止めてもらえる
話を聞くことを心がけてくれる
落ち着いて話せる気持ちの整理ができる 何の壁も無く自由に落ち着いて話せる
気持ちが吹っ切れる
たくさん泣いて気持ちが軽くなる孤独感が薄れる 孤独感が薄れる
勇気をもらうことができる
明日から大切に進んでいこうと思える
サポーターインタビュー
-
○県 Tさん
とにかく傾聴するっていうことを心がけています。
非難するような言葉は絶対使わないようにしています。
気持ちに寄り添うような相談を心がけています。
あそこの場面でああいう処置を受けて本当につらかったよねって怖かったよねっていうこともわかります。男性患者さんのために、男性心理に特化して学んでいます。
電話相談は対面でもないので、顔や名前もわからない状態で相談を受けられます。
どこに相談したらいいかわからないっていう人の相談のきっかけになっています。 -
O県 Kさん Nさん
助産師とピアサポーターの2人体制でサポートしていて、専門職と経験者の両輪があるからうまく対応できています。
医療的なことなど助産師だからこそ伝えられることがあるし、また経験者であるピアサポーターが同じ立場でいるからこそ、参加者が安心して自分の気持ちを言えるということがあります。
自治体、図書館、医療施設に貼らせてもらったチラシ、X、インスタグラムからピアサポート相談やお話会を案内して、実際に相談の連絡をもらっています。
カウンセリング、チャット相談、電話相談の他に、必要に応じてサポートグループをご紹介しています。
お話会の参加は無料で参加してもらいやすい土曜日に開催しています。